Geekなぺーじ : 良いプログラマの見分け方

自分で勝手に最新技術を学び続ける。「ああ、それなら出来ますよ。会社の費用で研修を受けさせてくれれば、やれるようになります。」と言うタイプの人はアウト。

プログラマではないが、会社にはこの手の人がほとんど。
教育を受けていないからできないという言い訳が結構まかり通る。
教育やら研修を受ければできるかというと、たいていできないんだけど。
まぁ、教育受けてない人はそれをする資格がない、というようなものも多いので、
それをいろんなものに拡張して考えてしまうというのもあるんだろうけど。
Excelの使い方なんて、研修で分かるようになるもんでもないだろうに、
「教育研修でもしてくれんかなあ」というのは、導入後15年近く経った今でも聞かれることば。
好きなことは勝手に覚えるくせにねぇ。

Wizard Bible vol.38 (2008,1,14)

出てます。

で、Green boy 4さんの記事の冒頭に丁寧なお詫びとOllyDumpのダウンロード説明までしてもらっちゃってますが、
悪いのは私です。くだらねェ細工しやがって、ヴォケが!くらい言われても仕方ない状況です。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

ソフトウェアマネージャへの公開書簡@[http://www.geekpage.jp/:title=Geekなぺーじ [インターネット技術メモ]]

我々ソフトウェア開発者は、以下の事項を約束する。

  1. 我々は、要求されなくても任務遂行に必要な行動を自主的に起こす。残業もこれに含まれる。 (ただし、次章の項目1を満たす限り)
  2. 我々は、つまらない仕事を任されても文句は言わない。他人のコードの管理も行う。 (ただし、次章の項目4と5を満たす限り)
  3. 我々は、可能な解決法の提示するなど建設的に課題を報告する。
  4. 我々は、判断が行われた原因を理解する努力をしてから、判断に対する疑問を呈する。
  5. 我々は、最高のソフトウェアを作り上げる。
  6. 我々は、会社とチームに忠誠を尽くす。
  7. 我々は、自分達が作ったソフトウェアに情熱を持つ。
  8. 我々は、あなたが必要と思うときにそこにいる。
  9. 我々は、コードとデザインに関するドキュメントをそろえる。
  10. 我々は、新規メンバに正しく教える。
  11. 我々は、この会社で働く事がいかに素晴らしい事かを言ってまわる。

我々ソフトウェア開発者は以下の事項を要求する。

  1. 「バリバリやる気になる期間」は例外的なものであることを理解すること。会社の成功によって巨大な財産が約束されるわけでもない限り、バリバリ時間は6ヶ月のうち3週間に満たないだろう。
  2. 最高のPC、HDD、巨大ディスプレイ、最新の開発ソフトを約束すること。
  3. 問題が発生して、その報告を行っているときにはちゃんと耳を貸すこと。
  4. 仕事のうち80%がやりがいのある問題解決であることを保障すること。
  5. ソフトウェアが壊れたときに我々を呼ぶのであれば、リファクタリングや安定化にかける時間を我々に与えること
  6. 高給取りの外部委託者が失敗したときに責任をなすりつける対象として、我々に技術対応窓口役を要求しないこと。
  7. マーケティング担当者がソフトウェアの締め切りを勝手に決めれるのであれば、我々には彼らの予算を勝手に決める権限を与えること
  8. 非現実的な〆切を設定しながら、良く設計されていて堅牢なソフトウェアを要求しないこと
  9. 遅れや問題が発生したら利害関係者と交渉すること。また、全ての利害関係者が逐一状況を把握し続けるようにすること。
  10. 新しい仕様が追加されるのであれば、相応の開発期間追加を約束すること
  11. 自分の立場よりも、部下のことを気遣うこと。
  12. 我々が友人に嘘をつかなくても良いように、会社を最高の場所にすること。

自分がマネージャでこれを受け取った時のツッコミを考えてみる。
ソフトウェア開発現場の状況とかいうのは知らないのであしからず。

  • 任務の遂行が既に要求なんですが。あと、残業を勝手にされると困るんだけど。
  • やりがいのある仕事80%を保障させておきながら、「やる気期間」は12.5%ですか、そうですか。
  • だいたい、「やりがいのある問題解決」なんていうものがそんなに転がってると思うの? やりがいって、なに?
  • そんな豪勢な開発環境で作ったら、使用環境に合わなくならない?
  • ま、最低限その約束を守ってからだな。それが出来れば、ここに居る必要ないんじゃない。